cskyousei’s article

東京渋谷CS矯正歯科クリニック、大の映画好きの院長が贈るとびきり素敵な歯のコラム

スーパーエイト Super8

スピルバーグ様のSFとなれば絶対に劇場に観に行くのに、この映画は見逃していて、最近テレビで観た。

ちょうどこの映画が劇場公開されていた頃、私はアメリカのテレビドラマの「ロスト」にハマりまくっていた。

「ロスト」は世界中で大ヒットしたおかげで、シリーズが何度も延長され、最初のミステリーが一体何だったの?って感じで矛盾だらけになっていき、後半は見るのも辛い内容で、ガックリ失望させられた。しかも「スモークモンスター」って一体!?(スミマセン、ロストを見た人しか分からなくて…。)忠実にシリーズを見て来た私は、もうお怒りモードに近かった。

この「ロスト」の監督が「スーパーエイト」と同じ監督で、今をときめくJ・J・エイブラムスだったから、”ミステリアスなエイリアンの映画”って聞いただけで、私は「フン、どうせスモークモンスターの映画でしょう」って勝手に決めつけて、劇場に観に行かなかったのよ。

ごめんなさい、エイブラム様。「スーパーエイト」は本当に素晴らしい映画でした。最新のスタートレックも素晴らしかったです。今では「スーパーエイト」は私のお勧め映画の一つです。特に、悩んでいる方、過去の辛い記憶がある方、そうじゃないヒトだって見た方が良いと思います。

主人公の男の子が8ミリ映画を作っていくストーリーなのですが、何といっても奥が深い。この男の子の親友は矯正装置を着けていたけど、今回のコラムの要点はそこじゃナイんです。主人公の男の子は母親を不慮の事故で亡くしていて、父親と共に深い心の傷を抱えている。この事故に係った男も負い目を感じていて、映画は子供たちが中心なのに、どんより進行していく。ミステリアスなエイリアンも実はアメリカ政府に捕らえられて拷問を受けてきたけど、とうとう地球から脱出できる時がクライマックス…。

誰だって、大人だって、子供だって、エイリアンだって許されない悲しい過去、苦しい過去、捨てられない物があるけれど、それに捕らわれていてはいけないよ!全てを捨てて未来に、宇宙に前進して行かなきゃいけないよ!!という素晴らしいメッセージが伝わって、映画を見終わると清々しい気分になれます。

残念ながら、子供の頃の矯正治療が痛かった、辛かった等で、歯医者さんを嫌いになっちゃて歯が悲惨な状態のヒトって意外に沢山いる。もしこのコラムを読んだら、「スーパーエイト」を観たら、歯医者嫌いの過去は捨てようよ!今だったら、痛くないし、目立たない矯正装置は沢山あります。

過去を捨てて、もう一度明るい未来に向けて、綺麗な歯並びを手に入れたいと思ったら、是非ウチのクリニックに来て下さい。